もりおか復興支援センターでは、毎月11日に21本ののぼりを掲げています。東日本だ震災の犠牲者を追悼し、盛岡市民に震災の記憶を留めてもらうための「復興ののぼり」です。岩手沿岸12市町村に加え、岩手、宮城、福島3県の公式のもの、それに盛岡市内と沖縄県うるま市の子どもたちが描いた手作りののぼりを加えた21本です。
　平成30年4月11日、震災から7年目と1か月が過ぎました。盛岡も寒気が緩み過ごしやすくなってきましたが、今日はあいにく荒れ模様の天気、21本ののぼりも強風に激しく煽られています。

　もりおか復興支援センター前の花壇には、平成26年に陸前高田市森の前地区「ちっちゃな花菜畑」からお預かりした花苗が植えられています。復興工事に伴って撤去されることになった花畑から植え替え、復興工事の完成後にお返しするものです。
　今年も雪に耐えたラムズイヤーが葉を広げ、キクも一斉に若葉を芽吹かせました。天に向かってすっくと伸びるジャーマンアイリスは、来月には鮮やかな花を咲かせてくれるでしょう。5月中には花壇の空いているところに新しく花々を植えます。内丸界隈にいらした際には、ぜひご覧になってください。