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震災5年目の『復興の幟』


 先日の3月11日(金)をもって、東日本大震災から丸5年目の命日を迎えました。
 
 もりおか復興支援センターでは、毎月11日、復興へのメッセージを記した21本の「復興の幟」を掲げています。のぼりは、岩手、宮城、福島3県と、岩手県沿岸市町村の公式のものに加え、盛岡の大慈寺小学校、岩手大学附属小学校、沖縄県うるま市の小学生の皆さんが寄せてくれた応援のメッセージを記したものです。
 
 この日の盛岡は、晴れ間の見える薄曇りの空でした。風も弱く穏やかな一日だったものの、夕方にはちらりと雪も舞い、震災当時の沿岸の夜を思い起こさせる空模様になりました。
 
 もりおか復興支援センターからほど近い盛岡城址公園では、『祈りの灯火』の行事も行われました。センターでも制作会を行なうなど協力し、約一万個の牛乳パック製灯ろうが用意されました。公園内にきれいに並べられた灯ろうは、夕方5時から、300人を超すボランティアと市民の皆さんによって点灯されました。柔らかい光が、復興への誓いと犠牲者への鎮魂の思いを浮かび上がらせます。
 
 5年目という節目を過ぎましたが、復興はまだ道半ばです。センターでは、来年度も復興の幟を掲げていきます。