7月9日(日)、もりおか復興支援センターにて「写真で描く絵画教室」が開催されました。岩手未来機構が主催するいわてアートプロジェクトの一環として、東京で活躍する画家の長友心平さんを講師に迎えての絵画教室です。
タイトルの「写真で描く」というのは、写真をなぞって絵の輪郭線を描く方法のことです。参加者の皆さんは好きな写真を持ち寄り、A4サイズに拡大コピーして、カーボン紙を挟んで画用紙の上に敷きます。写真の輪郭線をなぞると、下の画用紙に輪郭線がカーボンコピーされるのです。
写真をなぞるので輪郭線は被写体そのままの写実性。そこに色鉛筆で色を重ねていきます。輪郭線は写真そのままでも、色の付き方で雰囲気や質感は大きく変わります。
皆さん動物やお子さんの可愛らしい写真を持ってきた方ばかりですから、可愛らしく描くことが第一の目標です。長友さんは色使いや色鉛筆のタッチを工夫して可愛らしく描く方法を、参加者一人ひとりへ丁寧に指導していました。
午前10:00~正午12:00まで、2時間の講座です。完成しなかった方もいましたが、ほとんどの方は主題となる子どもや動物を描き上げました。描き切れなかったところは、家で完成させてもらいましょう。
お帰り前に、長友さんが自作の絵ハガキへ参加者それぞれの似顔絵を描いてプレゼントしました。手早くそっくりに描かれる似顔絵に皆さん目を見張り、喜んで受け取られていきました。
ご指導いただいた長友心平さん、岩手未来機構の皆さん、参加者の皆さん、誠にありがとうございました。
お知らせ
長友心平さんに教わる「写真で描く絵画教室」