平成29年2月21日、「盛岡を知るシリーズ第2弾　盛南地区で盛岡の歴史を体験しよう！」と銘打って、もりおか復興支援センター利用者の皆さんと盛南地区の史跡、展示施設をバスで巡る見学イベントを開催しました。
　回った施設は4か所。盛岡市遺跡の学び館、志波城古代公園、盛岡市復興推進しぇあハート村、そして盛岡市先人記念館です。
　
　沿岸からいらして数年、皆さん盛岡についてはお住まいの場所とセンター周辺以外のことは、まだあまりご存じありません。せっかく盛岡に長くお住まいなのですから、第1弾の盛岡城跡公園に続いて、今度は史跡や展示施設が多く集まる盛南地区を巡って、盛岡の歴史をさらに知っていただこうという趣旨で開催されました。
　
　前回が藩政時代を伝える盛岡城跡公園でしたから、今回は先史時代から古代を中心に展示している遺跡の学び館、古代行政の最前線だった志波城、近現代の先人の業績がわかる先人記念館と、ちょうど挟み込むような形で歴史を学ぶことができます。

　




　さらに盛岡市が復興推進の拠点として平成24年に開設したしぇあハート村で昼食をとりつつ、スタッフから、しぇあハート村にある各施設、沿岸からの学生が住まう学生寮（シェアハウス）や盛岡市民との交流の場であるしぇあハート村マルシェの説明を受けました。
　２回通して参加された方は旧石器時代から平成までの壮大な盛岡史を追体験したことになります……とは少々大げさでしょうか。

　
　この日は晴れたり吹雪いたりの安定しない天気。前日までの大雪もあり、出発地点のもりおか復興支援センターまで来るのも皆さんたいへんなご様子。しかも、ちょうど志波城古代公園のガイダンス施設から外の復元史跡に出たことろで吹雪に見舞われ、天候には泣かされた日帰り旅でした。
　
　天気は不安定でも、皆さん十分に楽しまれた様子で、より深く盛岡の歴史を知りたくなったと口々におっしゃっていました。春になったら、穏やかな天候の中でいろいろな所を見学したいとの事、ごもっともです。
　
　ご参加の皆さま、ガイドしていただいた各展示施設の皆さま、誠にありがとうございました。