本日4月11日（土）は東日本大震災から4年1か月目の月命日です。
　近くの盛岡城址では平年より10日も早く桜がほころびましたが、今日はあいにくの冷たい雨。しっとりと濡れた20本ののぼりが、もりおか復興支援センターの前で緩やかに揺れています。
　
　のぼりには各自治体や小学生の皆さんによる復興へのメッセージが書かれています。色鮮やかなのぼりが、雨雲に陰る内丸の通りに彩りを添えています。
　センター前の花壇も、すっかり雪が溶け、ジャーマンアイリスやラムズイヤーなど、冬を越した草花が元気よく緑の葉を伸ばしています。キクの若芽も地面から顔を出しました。去年の内に種を採ったクレオメも蒔く予定です。どれも陸前高田からお預かりした花々です。今年も美しく咲いて、盛岡の人々に気仙の香りを伝えてくれることでしょう。
　
　もりおか復興支援センターでは、毎月11日に復興のメッセージを記したのぼりを掲出します。お近くにお寄りの際は、花壇の花々ともども、ぜひご覧になってください。