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備後第1アパートと周辺の街~みたけ・青山・月が丘~見学会


 平成29年10月7日(土)の午後、盛岡市内に建設中の災害公営住宅「備後第1アパート」の建設現場と周辺の街の様子を、入居予定者の皆さんと共に見学しました。

 この日はあいにくの雨ということもあり、22人の申し込みから9人がキャンセル。13人の参加となりました。岩手県立大学、東北工業大学、東京大学、の学生と先生方など7人、滝沢市社会福祉協議会から1人、盛岡市危機管理防災課1人、もりおか復興支援センターのスタッフ7人が加わり、総勢30人となった一行は貸し切りバスで見学先を巡りました。

 まず、バスは青山町内に入り、IGR青山駅の前を通り抜けて「ふれあい覆馬場プラザ」へと向かいました。ふれあい覆馬場プラザは今は市営の屋内運動場として使われているこの施設は、もともと明治42年(1909)に築かれた、旧陸軍騎兵連隊の訓練施設でした。
 今の青山町には戦前、「盛岡衛戍地」という軍事施設、今でいう駐屯地があり、みたけ地区は「観武ヶ原」と呼ばれ、陸軍の一大演習場でした。


 次にバスは国立盛岡病院の中にある「工兵園」に停まります。ここは工兵大隊の宿舎のあった場所で、現在は正門だけが残されています。
 さらに城北小学校の前を通過、観武ヶ原命名の碑、開拓の碑など、みたけ地区の歴史を記す石碑が立ち並ぶ緑地を車窓から見学しました。

 最後に月が丘2丁目の備後第1アパートに到着。建設中の災害公営住宅の前で、岩手県の担当者から建物の仕様などについて説明を受けました。入居予定者の皆さんからは質問が相次ぎ、皆さんの関心の高さが伝わってきました。

 現場には月が丘2丁目の町内会長さん、民生委員さんもおいでになり、入居予定者の皆さんへご挨拶をいただきました。歓迎の言葉をかけるお二人のにこやかな笑顔が印象的でした。
 ご参加の皆さん、ご説明いただきました岩手県庁の皆さん、月が丘2丁目町内会の皆さん、誠にありがとうございました。