平成29年5月29日(月)、今年も、もりおか復興支援センター前の花壇に花の苗を植えました。
この花壇は、平成26年に陸前高田市森の前地区にあった「ちっちゃな花菜(はな)畑」からお預かりしたものです。「ちっちゃな花菜畑」は震災後に荒涼となった陸前高田の街に彩りを取り戻すべく、地元有志の方々が作った花畑です。全国からのボランティアの支援を得て、年々大きく、華やかになっていった花畑ですが、平成26年9月、復興工事の道路造成にあたって埋め立てられることになりました。そこで岩手県中の支援者の方々が花を引き取り、復興工事が終わるまでそれぞれの花壇や庭で守り育てることになりました。そのごく一部をセンターの花壇でお預かりしています。
お預かりしているのは冬を越せる花だけなので、毎年、新しい花も植えてにぎやかな花壇にしています。この日も3年間ですっかり根付いたジャーマンアイリスが咲き誇る中での苗植えでした。
毎年、沿岸出身の方々に植え方をお願いしています。今回は、陸前高田出身の方お2人を含む4人が植え方に参加しました。
お庭で花を育てている参加者の方に、段取りを教えてもらいながら苗を植え、水やりをします。全部で200株ほどの花苗を1時間半ほどで植え付けることが出来ました。
ご参加の皆さま、支援していただいた盛岡市グリーンバンクさま、誠にありがとうございました。