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ジェニファー・クラークさんのワークショップ


平成29年9月3日(日)、ジェニファー・クラークさんの「芸術と人類学のおはなし&ワークショップ」が、岩手未来機構主催により、もりおか復興支援センターで開催されました。
ジェニファーさんは、イギリス在住の文化人類学者、そして芸術家でもあります。今回のワークショップでは、人類学と芸術を交えた講話を聴きながら、参加者全員でひとつの作品を作り上げました。

2人1組になり、大きい模造紙へそれぞれ与えられたテーマを描きます。
1組目は「視覚からの情報」、2組目は「聴覚からの情報」、3組目は「嗅覚や味覚など、形では見えない情報」というテーマです。センター内から得られる情報から、五感を使ってイメージたものを絵などで表現していきます。
コーヒーカップと湯呑を見て、センターで開催しているお茶っこ会をイメージした方。外から聞こえる車の音からバスが走るイメージをした方。センターの事務所を見て、山や海、草木をイメージした方と、参加者皆さま思い思いに描いていました。


その後は、それぞれイメージした作品を合わせていきます。今度は模造紙ではなく、和紙を使用。長テーブルを3本縦に並べても、収まらないくらい長い和紙です。
その和紙へ、模造紙に描いた絵を新たに工夫しながら、参加者全員で描いていきます。描きはじめは、一見バラバラな絵でしたが、すすめていくうちに、ひとりひとりの絵が繋がっていきます。ジェニファーさんも加わり、全員で作品を完成しました。


参加者の方からは、「楽しくできた」「皆さんに助けてもらいながら完成することができた」と、作品を完成できたことを喜んでいました。

参加者の皆さま、主催して頂いた岩手未来機構の皆さま、ご指導して頂いたジェニファー・クラークさん、誠にありがとうございました。
完成した絵は、内丸分庁舎1階にある、もりおか復興支援センター正面玄関横の窓に展示しております。お近くを通りの際は、ぜひご覧ください。

また、9月3日の岩手日報に、岩泉で開催したジェニファーさんのワークショップの様子が掲載されております。こちらもぜひご覧ください。