平成29年8月19日(土)、もりおか復興支援センター主催「もりおか街歩き」第2弾として、『紺屋町で昔の盛岡へタイムトラベル!』を開催しました。午後1時にセンターを出発して紺屋町の通りを抜け、上の橋を渡ってセンターへもどる、約2時間半を予定したコースです。参加者は5人。センターのスタッフと、文化地層研究会の真山さんがガイドに付いてご案内します。
盛岡市紺屋町は元々、紺屋町、鍛冶町、紙町の三つの町で、昭和になって紺屋町として一つにまとめられました。今の紺屋町を南北に貫く通りは旧奥州街道で、鍛冶町には江戸日本橋から数えて139番目の一里塚がありました。通りは江戸、明治、大正、昭和と繁栄を続け、各時代からの歴史ある建物が数多く残っています。
もりおか啄木・賢治青春館(旧九十銀行)を最初の見学ポイントに、岩手銀行赤レンガ館(旧盛岡銀行)、茣蓙九など、盛岡を代表する保存建造物を見て回ります。普段は入れない旧紺屋町番屋にも、管理している盛岡市役所に開けてもらって、中を見学しました。
センターからほど近いこともあり、参加者の皆さんの中には、通り慣れた道だという方もいらっしゃいます。でも、詳しい説明を聞くとまた違った見え方がする、と関心を深めてもらえました。
上の橋を渡ったところで、皆さん歩き疲れたとの声。ぶらりと近くの喫茶店に立ち寄りました。居心地の良い喫茶店で、一息ついている間に雨が降り出しました。皆さん傘はお持ちでしたが、見学ポイントもほぼ回り終えたということで、予定を切り上げてセンターへ戻ってきました。
ご参加の皆さま、解説の真山さん、紺屋町番屋はじめ中を見せていただいた各施設の方々、誠にありがとうございました。
お知らせ もりおか街歩き「紺屋町で昔の盛岡にタイムトラベル!」