6月10日（土）、もりおか復興支援センター主催の『もりおか街歩き』イベント、『チャグチャグ馬コを追いかけて河南地区へGO！』が開催されました。
　
　東日本大震災をきっかけに沿岸から盛岡に移り住んだ方々に、盛岡の街並みと歴史を知っていただこうと始まりました『もりおか街歩き』。今年度最初のテーマはチャグチャグ馬コと盛岡八幡宮を中心とした河南地区です。
もりおか復興支援センター前を行進するチャグチャグ馬コを見物してから、馬コたちを追うように盛岡八幡宮へ、それからぐるっと河南地区を回って戻ってくるコースを3時間ほどで回りました。

　参加者は当初9人の予定でしたが、昼まで雨降りが続いていたため4人キャンセルが出て5人での参加でした。いざ出発を控えたタイミングですっきり雨が止んでくれたのは幸運でしたが、これほど天気が良くなるとわかっていれば、ぜひともキャンセルされた方にも参加していただきたかったです。

　5月に北山散策路ハイキングをした際にガイドに付いてくれた、文化地層研究会の真山重博さんが再びガイドをしてくれました。真山さんの案内で、ただ歩いているだけでは気が付かない町の歴史を伝える建物や記念碑を辿ります。
盛岡八幡宮に着くと装束を外した馬たちが休憩を取っていました。馬主さんからニンジンを手渡され、ご褒美を上げる役もやらせてもらいました。

　八幡様をお参りした後は、境内の見どころを回り、それから八幡町の南側をてくてく歩いてセンターへ向かいます。途中、松尾神社に十六羅漢、旧馬検場に盛岡劇場、保存庭園『賜松園』と、河南地区の名所を回ってセンターへ到着。3時間歩き詰めでも皆さん疲れを見せることなく、お茶で一服してから解散しました。
　ご参加の皆さま、案内していただいた真山さん、誠にありがとうございました。