平成29年7月14日(金)、つながる*ふるさとバスin山田町が開催されました。つながる*ふるさとバスとは、東日本大震災の影響で盛岡に移り住んでいる沿岸出身の方々を、沿岸各地に日帰りでお連れして、復興の進み具合と地元の人々の様子を知っていただくための視察バスです。
今回は山田町にある災害公営住宅「県営大沢アパート」の自治会におじゃまして、自治会設立から現在の運営にいたるまでの詳細をお聞きしました。会長さんと2名の副会長さんの3人の役員の方にお話しいただきました。繋いでいただいた山田町社会福祉協議会の担当の方も同席しています。
自治会運営の工夫をさまざまお聞きしました。ふるさとバスの参加者の大半は、これからご自身やご家族が、内陸の災害公営住宅に入居される方です。皆さん、熱心に自治会長さんの説明に耳を傾けていました。
大沢アパートの次は、市街地の再建が進む陸中山田駅エリアを見学しました。中核となる商業施設「オール」が有名ですが、今回はその周辺のお店にも足を延ばしました。オールの隣に立つケーキ店は、震災後に山田にUターンした若い方の経営するお店です。低糖、低カロリーの、健康に配慮したケーキが看板商品と言うことで、参加者の皆さんも興味津々でショーケースを覗いていました。
オール内のスーパーでもお土産を買いました。さすが山田町、スーパーの鮮魚売り場にも、盛岡では真似のできない、安くて新鮮な魚介類が並びます。皆さん山田の海の幸を買い込んで、ほくほくと盛岡への帰路に着きました。
ご参加の皆さま、大沢アパート自治会の皆さま、山田町社協の皆さま、誠にありがとうございました。
お知らせ
つながる*ふるさとバスin山田町