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ローカルガイドと一緒に学ぶ 復興の街の暮らしといまむかし。

 
 令和元年12月7日(土)、もりおか復興支援センターにて「ローカルガイドと一緒に学ぶ復興の暮らしといまむかし。」が開催されました。
 どういう催しかというと、釜石のガイドさんから送られてくる生中継の映像を見て、盛岡に居たままで釜石の街歩きを楽しもうというものです。
 まず、センターに集まった参加者の皆さんは昭和45年ごろの釜石を映した動画を見て、昔の街並みや暮らしぶりを知ります。ちょうど一度目の岩手国体があった年が昭和45年です。水泳競技の会場になった釜石の、国体歓迎に向けた花壇作りや清掃、パレードの様子が見られます。
 それから釜石のガイドさんとセンターをネット中継でつなぎ、ガイドさんの説明を聞きながら復興している今の街並みを見ていきます。
 参加した方々は沿岸出身のご年配の女性が多く、昭和40年代の釜石のこともよくご存じでした。特に昭和の釜石を代表する名所「橋上市場」には、ほとんどの方が行ったことがあると答えられました。釜石の中心部を流れる甲子川にはかつて多くの店舗が軒を並べる橋上市場が、橋として架かっていました。平成15年に新しい橋が架かるまで存続していて、岩手県の沿岸内陸問わず、新鮮な海産物を求めて人が集まっていたのです。
 シンプルな橋になっている今の様子を見ながら、皆さん当時の賑わいを懐かしく話し合っていました。
 お集りの皆さん、主催の三陸みらいシネマパートナーズの皆さん、協力のてっぱんかまいしの皆さん、誠にありがとうございました。
 年明け1月18日(土)と2月15日(土)にも予定されています。皆さんこぞってご参加ください。