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2012年に向けて

もりおか復興支援センターは、昨年7月に盛岡市が開設し、被災地支援チームSAVE IWATEが事業委託を受け、運営にあたってきました。

 

開設以来、全国から寄せられた衣料品などの支援活動、交流を目的としたお茶っこサロン、折り紙サロン、復興ぞうきんが話題となった紡ぎサロン、生活相談などに加え、新たに学習支援にも取り組み、12月末までにのべ9000人を超えるみなさんにご利用いただいています。ふるさとを離れて暮らしているみなさんに、少しでも心の安らぐひとときを送っていただければと思い、さまざまなイベント、公演などへの招待も行なってきました。
また、当センターの相談員は、盛岡に避難されている600数世帯を戸別訪問しており、3巡目に入っています。

 

当センターは、紫波、滝沢など盛岡近隣町村に避難されているみなさまにもご利用いただいています。今後もさらに周辺町村との連携を深めて、当センターの活動を充実させていきたいと思っています。

 

私たちもりおか復興支援センターが心がけ、目指しているのは「人間の復興」です。今後も市民のみなさんとともに手と手を取り合い、微力ながら復興の一助になればと思っています。
みなさんからのご要望にもできるだけ応えていきたいと思っていますので、どうぞスタッフに遠慮なく声をかけてください。

 

おしまいに、私の座右の銘を紹介させてください。釜石で被災し、お店と奥様を失ったKさんの言葉です。

「この困難を、笑顔で乗り越えましょう!」

笑顔の力を私も信じています。

 

もりおか復興支援センター長 斎藤純